モジモジ君のブログ。みたいな。

はてなダイアリーから引っ越してきました。

GDP概念の使い方、終了

 山形さんが追記を書かれてますね。>「GDPというものの考え方について」
 お答え。てゆーか、答えるようなこと残ってないわけですけど。


 まぁ、結論から言うと、特に付け加えることはありません。一番最初の段階の誤読がそのまんまなので、とりあえず僕への批判にはなってないです。しかも、誤読に関連するあたりに、「完璧な」とか「無限の」とか、僕の議論を極端化するための修飾語が散りばめられるあたりは、ある意味見慣れた光景ですし。「その1」「その2」を読んでもらえれば、全部済んだ話です。


 で、山形さんの追記も不思議なんですが、山形さんの誤読についての稲葉さんのコメントもまったく意味不明なんですよね。他に書くこともないので、そっちについてのコメントもしておきます。

mojimoji氏に対する文句の付け方については、mojimoji氏は「誤解」と評しておられ、たしかに論点ずらしの感はあるのですが、ずらすことによって基本的な世界観の対立はむしろあらわになってわかりやすくなった可能性もあります。ずらされ、隠されてしまった論点が今後浮上する可能性もあるでしょう。
http://d.hatena.ne.jp/shinichiroinaba/20080903/p1

 なんなんでしょうか。「論点ずらしの感」て。「の感」て。それは「論点ずらし」なんですか、違うんですか?で、「むしろあらわになってわかりやすくなった可能性もあります」ってなんでしょう?前半も意味わかんないんですけど、「可能性」て。天気予報じゃないんですから。さらに「隠されてしまった論点が今後浮上する可能性もあるでしょう」。「今日の日中の天気は曇り、夕方から晴れる見込みです」、みたいな感じでしょうか。やっぱりわかんないんですけど。


 あと、パーフィット云々の議論については、「政策aの結果生まれてくることになった後世の人々Aと、政策bの結果生まれてくる人々Bもまたまったく別個の存在になるはずである」ことに特段の意味があると思わないので、特に言うことはありません。ちょうど、山形氏も僕を相手にこの論点を深めたいわけでもないようですから、触らない方向で。

 というわけで、これで終了ということで。