民間企業が自衛隊に社員を捨てる制度を検討中?
読売のニュースより。
防衛省が、民間企業の若手社員を自衛隊に2〜3年の期限付きで入隊させる「レンタル移籍制度」の創設を検討している。
人材確保策の一環だが、背景には自衛隊の若手教育に対する企業側の期待もある。同省は、今年度中にも民間企業などに意向調査を行い、試行につなげたい考えだ。
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この制度を後押ししそうなのが、企業で高まる「自衛隊人気」だ。自衛隊は企業研修に協力する形で、3〜4日間の社員の体験入隊を受け入れている。こうした人たちは年々増え、昨年度の陸自体験入隊は約1万5000人。企業からは「団体生活を経験して社員の意識が向上」などの声が寄せられている。任期制自衛官が退職後に就職した企業の人事担当者からも「自衛隊経験者は規律がしっかりしていてまじめ」と評判が高いという。
同省は今後、民間との給与格差をどう解消するかなど、レンタル移籍制度の具体的な方法を検討する。ただ、体験入隊と異なり、入隊期間が2〜3年の長期に及ぶことや、自衛隊で学んだことが企業などに戻った時にどう生かせるかなど課題も多い。同省は「民間企業と人材確保で競合するのではなく、双方のニーズをうまく組み合わせた制度ができれば」と話している。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070827i104.htm?from=main1
これはその、あれか、上司に反抗的?だったり、ちょっと周りよりトロかったりする社員は「自衛隊にレンタルするぞ」つって、脅すわけか。レンタル中にやめると企業でも解雇されるってことになるんだとすれば、一種の「リストラ部屋」となるわけか。陸上自衛隊に望みもしないのに2、3年も放り込まるとか、悪夢以外の何物でもないからな。*1
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