モジモジ君のブログ。みたいな。

はてなダイアリーから引っ越してきました。

依然として「息するように嘘を言う」

 「どうしようかなと思ったけど」@green
 本当に脱力した。バカか。この人は。相変わらずの嘘吐きである。茶漬け氏のときもそうだし、今回もそうだが、彼は「ギャラリーが関連記事を丁寧に読んでまわって検証するわけがない」とタカを括っているとしか思えない。大変手間がかかることではあるが、こちらの名誉に関わることなので、仕方なく応答する。「馬鹿らしい」はこっちのセリフである。

※ 該当記事にブクマをつけているid:zaikabou氏とid:REV氏にも、「印象批評ではない」見解を聞いてみたい。


 Rancelot氏の2007年6月26日の記載と魚拓された2006年3月30日のやり取りから、問題部分を引用する。当事者を今更わずらわせるのが嫌なので、その実IDを記載せず、「A氏、B氏」という言い方に変える*1。この当時問題になったのは、A氏に対する「B氏のストーカー(的)行為」、「T氏他によるA氏の個人名キーワード作成行為」、「O氏他による以上行為の黙認および悪ふざけによる加担行為」の三つ。

Rancelot氏: B氏の行為がストーカー行為として断定できるものかどうか、僕はまだそれを断定できないですが、一部はそれに明らかに抵触するおそれはあると思っています。あなたが断定されるのであれば、その理由を僕は知りたい。納得できれば同意するのにやぶさかではありません。

mojimoji: B氏のストーカー行為については争いません。法的にストーカー行為として立件できると断定するだけの材料はありませんから、勇み足を認めます。/ただし、僕のところでの論点は、主に周囲の悪ふざけをしていた人たちにあって、断定か留保かで結論が変わるような議論はしていないはずです。
(2006年3月30日時点での、mojimojiとRancelot氏のやりとり。ただし、問題の人物の実IDと「B」と入れ替えた)

たとえば、個人名をキーワードとして作ることは悪意によるものと彼は断定したが、それは彼の世界観からすれば、個人名をキーワードとして作成した人は、悪意を実行したということになる。本当にそれ以外の解釈は成立し得ないのか。/それは彼が言うほどに、自明のことであるのか。/場合によってはひとりの人間を社会的に抹殺しかねない、ストーカーという断定を彼はした。僕は示されていた情報では、それ以外の解釈もあり得ると考え、彼の言うところの自明性の説明を求めた。/彼はその解釈とイコールとなり得る事実を提示することは出来ず、勇み足であると認めた。勇み足であったとして、訂正や自己批判が充分になされていたとは僕は見なかったが、それ以上にそれだけの行為を「勇み足」という僕からすれば非常に軽い評価を与えることが僕にとっては衝撃だった。ちょっとした「やんちゃ」と言わなかっただけマシと評すべきか。
2007年6月26日時点でのRancelot氏の記述

 事情が分からない人には分かりにくいであろうけれど、「勇み足」とされるものの文脈が摩り替わっている。

(1) 2006年3月の一連の記事で、mojimojiが「ストーカー(的)行為」と呼んだのは、B氏の具体的行為である。
(2) それ以外のB氏以外の人々の行為である「個人名キーワード作成行為」、「黙認・悪ふざけ行為」は、(ストーカー的行為を)「助長する行為」と呼び、そういうものとして別に問題にした。

 Rancelot氏の2007年6月26日の記載は、「個人名キーワード作成行為をストーカー行為と呼んだ」「その上でそれを撤回した」かのように書いているが、「個人名キーワード作成行為をストーカー行為と呼んだことはない」「だから、それを撤回するはずもない」。完全に虚偽である旨、改めて述べておく。


 そこで「勇み足」とされたことは、Rancelot氏が述べたのとは関係がない、次の内容である。
 B氏がA氏に対して行なった行為とは、具体的には、「路上で、A氏に対して呼びかけるスピーチ・パフォーマンスを行なった」、「A氏の自宅を訪ねる旨伝えた」、などの行為。以上のことは2006年3月28日以前のB氏のブログでも記載されており(今もある)、3月30日時点で既に僕も認識していた。これを通念としては「ストーカー(的)行為」と呼ぶと考え、僕の記事でも(B氏の)「ストーカー的行為」として記載した。

 ただし、少なくとも法律上のストーカー規制法に触れる行為とは、一連のつきまとい行為に対して「反復の恐れがある場合に警察が警告を出し」、「次に公安委員会が命令を出し」、「それでも従わない場合に刑罰を科すことができる」というものである。以上の法の内容については、2006年3月29日付けのB氏のブログに記載された。つまり、少なくとも警告も命令も出ていない段階では違法行為をした、と断定しうるものではない(もちろん、B氏の行為が反復されれば警告を出す対象になる行為、という意味ではストーカー規制法に定義されたつきまとい行為には該当するであろうが)。それまでの僕の認識としては、「B氏の行為は既に違法行為」という認識であったので、「未だ違法行為ではない」という意味で、先の認識については「勇み足であった」と認めた、という話である。

 たとえば、周囲の悪ふざけを非難するにあたり、僕は次のように述べた。

「(法に触れる範囲の)ストーカー行為につながったから」あなた(O氏)も連帯責任だ、と述べているわけではありません。B氏が何もしてないとしても、あなたがしていた・加担していた悪ふざけは、それ自体批判されるべきことだから批判している。*2

 ここで僕はO氏を非難しているが、「ストーカー行為」への「連帯責任」という書き方をしていることからも分かるように、O氏の悪ふざけ行為そのものをストーカー行為と述べているわけではない。T氏他による「個人名キーワード作成行為」についても、これらの悪ふざけと同列の「ストーカー助長行為」として述べたのである。そして、B氏が行なったことは、ストーカー的行為であることの認識は今も当時も変わりない。ただ、ここで「法に触れる範囲の」と述べた点(だけ)が、先に述べた理由で「勇み足だった」ということである。


 Rancelot氏には呆れているが、だんだん迷惑の度合いがシャレで済まない範囲に入りつつある。Rancelot氏が言う「ずらし」「言い争うつもりもない」は、すべて、己の挙証責任の一方的放棄しか意味していない。お手軽なものである。改めて言うが、彼はギャラリーが「関連記事を丁寧に読んでまわって検証するわけがない」とタカを括って確信犯的に嘘を吐いているとしか思えない。そうではなく、本当に意識せずに「息するように嘘を言」っているのだとすれば、実にタチが悪い。が、本人がそうならどうしようもないんだろうな。脱力。

 見ている人には、彼が数分で書いたであろういい加減な嫌疑を晴らすために、こちらにどれほどの労力が必要になるか考えていただきたい。丁寧に過去記事を参照、引用しつつ構築的に検証しているのはどちらか、お手軽な印象操作の短文だけで済ませているのは誰か、どんなクズでも相手を相手として扱っているのはどちらか、先回りして応答責任を否認しつつ言いたいことだけを垂れ流しているのはどちらか、解釈を事実と区別していないのはどちらか、しっかりと考えていただきたい。


【追記】Rancelot氏は自分が事実だけを述べ、mojimojiが解釈を述べているかのように詐称している。
 そうではなく、Rancelot氏は「2006年3月30日の事実」のみに基づいた解釈を述べているのであり、mojimojiは「2006年3月30日およびその前後のmojimoji自身の記事、その他関連記事、さらに2007年6月に書かれた関連記事が示す事実」に基づいた解釈を述べているのである。/両方ともが論理的に整合的な解釈である。ただし、前提する事実の範囲が違う。どちらがより優れた解釈であるかは、改めて言うまでもない。mojimojiが用いた事実はRancelot解釈を反証しており、Rancelot氏が用いた事実はmojimoji解釈を反証しないからである。

*1:関係記事を読んでまわる人には隠しようもないし、Rancelot氏のところでだだ漏れだから意味ないと言えばないが、少なくとも、加担したくない。

*2:実IDは「B」と入れ替え、「あなた」が「O氏」であることを補った。