モジモジ君のブログ。みたいな。

はてなダイアリーから引っ越してきました。

メモ

「学校」という記号を離れて

2006-03-18 - 催涙レシピ 確かに君が代・日の丸を考えるときに、ある種の理想化された学校に導入されるものとして日の丸・君が代を想起していたわけだけど、その盲点を気付かされたという意味では「やられた」。ただ、次の結論には簡単に首肯できない。 しか…

自らを供物として捧げること

内田樹の研究室: サラリーマンの研究 内田樹の研究室: 不快という貨幣 巷で話題になってるらしい内田樹氏の論考。<労働とは、自らを供物として捧げること>というのは同意する。しかし、現代社会(資本主義体制)においては、供物として捧げた労働の成果を…

・・・。

ヴェイユが真の絶望を教えてくれる?甘すぎ。大甘。 何を読んだかというと、 http://d.hatena.ne.jp/http?//sugimurataizo.net/ から辿れる日記の数々。全部じゃないけどね。道のりの遠さを思い知る。遠いのは知ってたけど、実際地図見るとやっぱりため息つ…

無力さのその先

シモーヌ・ヴェイユ『自由と社会的抑圧』より。

避難訓練

MSN Japan - Outlook.com, Hotmail, Skype, OneDrive, Bing また社民党か、と思う人もいるのかもしれないけど、他の件はいざ知らず、この訓練を企画した人は、企画者として不適任ではないかとやはり思うのだ。というのも、訓練の想定した状況というのが次の…

距離について

近いところに気持ちが向かう。近い人の気持ちをまず考えるとか、近い人の立場をまず代弁するとか、近い問題にまず取り組むとか。その近さとは一体何なのか。 沖縄出身である僕からすれば、沖縄関連問題に対する、日本本土における平均的な距離感というのは、…

違い

問題は「金」という言葉が有するイメージ - 深夜のシマネコ読書録 2006-03-07 - ▼CLick for Anti War 最新メモ(3月7日) そこにあるルールの中で奪うのが保守。 そこにあるルールを作り変えて奪うのが左翼*1。 結局奪うのではないか、と言うかもしれない…

一昨日のエントリへの補注

「ALS者からの贈り物 - モジモジ君の日記。みたいな。」について。しつこくバカになって考えてみる。 ALSである、ある人をAさんとする。 Aさんにとって、Aさんが今生きているAさんの生は、死よりも価値がある。 現に、Aさんが今生きようとしてい…

ソクラテスの刑死

思いつき。ソクラテスの刑死=順法は、法と正義を別物と考える僕からすると、アホちゃうかこいつ、と正直思っていた。しかし、実はこれは誤解で、むしろ道を外れた法の暴力に対する最大の抵抗として位置づけた方が正しいんじゃないか。というわけでこれも読…

昨日のエントリへの補注

「ALS者からの贈り物 - モジモジ君の日記。みたいな。」への補注。 人が生き続けようとしているのを見ると(聞くと)、とりあえず、それだけで勇気付けられる。(僕は、ね。) ここまでは、とりあえずいいと思う。注意しなければならないのは、これが「生…

体温

「2006-03-01 - What’s ALS for me ?、3月1日」。 体温でさえもが、言葉になりえる。というよりも、言葉は元々存在を伝えるものなのだから、言葉がなくても、存在は伝わりうる。存在を伝えるのに言葉が便利すぎて、言葉に頼りすぎて、あるいは言葉の不十分…

「延命に月100万円もかかるんです」

尊厳死・安楽死問題でしばしば口にされる。重度障害者介護の現場なんかでも言われることがあるし、重度知的&身体の重複障害者にして自立生活をしている知人M氏なんかについても、「こんな人が自立生活してて意味あるんか」と言われたりする。関連して思い…

現代の女工哀史

id:paroさんからのタレコミ。paroさんが言うように、劣悪な労働条件を前提に経営を成り立たせている診療所があり、このような診療所を前提にして日本の医療政策も組み立てられている。管轄省庁はこんなこと百も承知で、追求すれば「まともな労働条件にしたら…

続・現代の女工哀史

これもid:paroさんからのタレコミ。>「教研集会:過酷勤務の定時制高校生に寄付申し出相次ぐ」@毎日インタラクティヴ。 寄付した人を悪く言うつもりはない。どんな思想があろうとも、今日の生を支える活動はそれだけで尊敬されていい。と同時に、そこにあ…