モジモジ君のブログ。みたいな。

はてなダイアリーから引っ越してきました。

2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

言葉について

だいたい、ある人物Aが「Xは「X」である」と述べるとき、それは「Xは「X」である」ことを意味したりはしないのである。その発話が意味することは、最初っから、「Aは「Xは「X」である」を真だとみなす」である。ところが、任意の人物Aによる発話「…

aozora21氏へ

http://d.hatena.ne.jp/aozora21/20070624/1182687859 前半については、こちらの書いた意図についていろいろと誤解されていることもあるけれど、それぞれのところで結論として述べられていることには特に反対しないので、特に訂正しない。最後の「このお気持…

zaikabou氏、REV氏のコメントについて、他

zaikabou氏やREV氏に応答を要求し、それぞれにブログ上で記事をあげていただいたので、それについてコメントする。他、ブクマコメントなどで気になるところにコメントする。

依然として「息するように嘘を言う」

「どうしようかなと思ったけど」@green 本当に脱力した。バカか。この人は。相変わらずの嘘吐きである。茶漬け氏のときもそうだし、今回もそうだが、彼は「ギャラリーが関連記事を丁寧に読んでまわって検証するわけがない」とタカを括っているとしか思えな…

口外無用

ひ〜み〜つ〜。

透明人間にはペンキでもかけてやれ

Rancelot氏がこの記事の中で言及している一件について。詳しくは「個人を対象としたキーワードを作る件について」。当時も今も、Rancelot氏はほとんどロクに僕の書いたものも事態の全体も、まったく理解していない。 また、あと、リンク先の文中で(mojimoji…

誰が誰を罵倒しているのか

えーと「驚異的な根気」の第二弾。とりあえず、一般論から始める。

Mr_Rancelot氏について

Mr_Rancelot氏との最近のやり取りについて、彼の応答がまったく意味不明なので(面倒だが&簡単にだが)一通りやり取りの周辺を整理してみた。もう、ホントにくだらないので、経緯を知らない人は無視してください。

宇宙飛行士

やっぱこういう発言ってあったんだ。 ベンチレーター*1は補助器具そのものです。 宇宙飛行士を思い浮かべて下さい。 彼らが宇宙に行くためには補助器具が必要ですよね。 さらに彼らには生命維持装置が必要で、 それなしではどうにもならないのです。 そんな…

権力と教育

よっしゃ!(@sis7のブログ)へのブクマコメントより。 # 2007年06月17日 id:toled たしかにパッと見は革命が起きたら即銃殺してOKのレベル。でもなんかヒネリがあるような気も。実は普段は無試験で全員「優」にしてるとか。どっちにせよ、「理解して」も…

権力への適応と抵抗──単位クレクレダメ学生を考える

承前。>権力と教育 多分、単位クレクレダメ学生ってののイメージが違うんだろうな。単位クレクレダメ学生ってのは、教師の権威に対する反抗でも不適応でもない。権威や権力に対する適応の一形態に過ぎない。

参議院選挙──単位クレクレダメ学生への教育的指導

年金問題関連の与党の答弁を見ていると、本当に胸が苦しくなる。「本来受け取れるものは全額受け取れるように」「社会保険庁職員も全力で取り組む」、何を聞いても空疎だ。今の今まで放置して、今から頑張りますって、言ってもなぁ。試験が終わってから「な…

todesking氏に答える──ここでの「意図」とは何か

「コミュニケーション怖い」@Discommunicative 確かに僕はkurohituji氏の意図を問題にしているけど、意図を憶測してダイレクトに難じているわけではない。その点は分かりにくかろうと思うので、少し丁寧に説明してみる。

「想像力」それ自体の他者性

sivadさんよりお返事。>「想像力と倫理についての三者三様」@赤の女王とお茶を ほぼ、すべてに、同意しない。疑問点を整理する。 【追記:後半部を、一端削除。】

情報保全隊の調査は完全に脱法──2002年の国会審議より

情報保全隊というのは、かなり新しい組織で、2002年の第154回国会で防衛庁設置法及び自衛隊法の一部改正案として提案・可決され、編成されたもの。そのときの国会質疑の際、中谷防衛庁長官は、情報保全隊の情報収集対象として「あらかじめ防衛秘密を取り扱う…

李登輝、結局参拝したか

…李氏は「62年前に別れた兄に頭を下げる個人的行為だ」と説明した。 「台湾の李前総統、靖国神社を参拝 「個人的行為」と説明」@asahi.com 昔、こんなことを書いた。 やってはいけない理由がない場所とは、自分の頭で考えた理由に基づいて行為してよい場…

情報保全隊──現代の憲兵隊

久間章生防衛相は七日午前、参院外交防衛委員会で、陸上自衛隊情報保全隊がイラクへの自衛隊派遣に反対する市民活動などの情報を収集していた問題で「たえず情報収集は行っている」と、事実関係を認めた。その上で「自衛隊が情報を収集して分析することは悪…

思想における座標とベクトル

先の記事へのブクマコメントより。 id:tk18 軍組織に諜報組織は必要だと思う。 このときに、たとえば次のようなことを考えたり、書いたりして欲しいと思うのだ。「軍組織に諜報組織が必要であるのは、どのような理由によってか」、「その理由をなくすために…

想像力を断つことの不可能性

sivadさんから再応答をいただいた*1。x0000000000さんの書かれた記事にも大筋で賛成するのだが、あえて別様に考えてみた。sivadさんの議論は、そもそも「想像力を断つことが可能である」という前提を必要とする。だから、そこで成功や失敗を言うことができる…

李登輝・靖国参拝発言をめぐって

台湾元総統の李登輝が来日、取材に答えて、「行く時間があるかないか、(日本に)行ってみないとわからない」、「兄貴がまつられているのに行かないのは人情としても忍びないことだ」と述べたらしい*1。状況が許せば参拝したい、ということだ。実際に参拝す…

「呼びかけ」は失敗できるか

sivadさんから、再びトラックバックをいただいた。>「真実と倫理と責任と。」@赤の女王とお茶を sivad氏の記事は「成功/失敗する呼びかけを分ける」ことが前提されているが、これがそもそも分けられるのか、あるいは分けることが何を意味するのか、という…

真実の中にしか生きられない人と共にあることは可能か

姥捨山問題をめぐって広がった論点のひとつが、「それを人に向けて言うこと」の妥当性だった。たとえば、uumin3氏が、自分の記事の中で自身のコメントを引用している。 uumin3 『こんにちは。私が真っ先に書いたようなんですが、私もいろいろ皆さんの意見を…