新年、ガザ虐殺
あけました。
パレスチナの人々の受難の歴史は60余年に及ぶけれど、その長い歴史の中でも、現在進行中のガザ虐殺がとりわけ酷い状況であることはまちがいない。
ブ※でも書いたけれど、F16や戦闘ヘリ、艦砲射撃の支援を受けた戦車部隊を擁するイスラエル地上軍と、骨董品カラシニコフで一応武装しただけのゲリラで、どうやって「激しい戦闘」が可能であるのか。パレスチナは、国軍、と呼べるような武装組織など持っていないのである。これはただの虐殺以外の何物でもない。
これほどまでのことを擁護するのは、どれほど厚顔な連中でもさすがに躊躇するのではないかと思ったが、新年早々の新聞を見て本気でずっこけた。アメリカも、ドイツも、イギリスも、口を濁すどころか、正々堂々イスラエルを擁護している。
いつものことであるけれど、イスラエル政府は嘘ばかりを言っている。>「イスラエルの嘘プロパガンダ・マシン全開」
必要な嘘は、全部イスラエルがつく。他の国の政治指導者は、ただただ、それを信じる純粋素朴な人物でありさえすればいい。事実などどうでもいい。そんな連中ばかり。この世界は一体どうなっているのか。
オバマまでが沈黙*1というのは、確かに共和党政権よりはマシではあるにせよ、その程度が知れるという意味で、とても残念だ。
大阪を離れていたので、年末年始の抗議行動に参加できなかったのがとても残念。ともかく、重要な情報源へのリンクを張っておくことにする。
*1:というより、どちらかというと、ブッシュ支持といっていいだろう。