モジモジ君のブログ。みたいな。

はてなダイアリーから引っ越してきました。

透明人間にはペンキでもかけてやれ

 Rancelot氏がこの記事の中で言及している一件について。詳しくは「個人を対象としたキーワードを作る件について」。当時も今も、Rancelot氏はほとんどロクに僕の書いたものも事態の全体も、まったく理解していない。
 また、あと、リンク先の文中で(mojimojiが)「勇み足であると認めた」なる記述があるが、完全なる虚偽である。茶漬け氏とのやり取りにおいてさえそうであったが、ハッキリ言って、事実レベルに限っても彼が書いていることはまったくアテにならない。息するように嘘を言う人とは、彼自身のことであるよ。まったく。


※ えーと、Rancelot氏が「勇み足」について新しい記事を上げたようであるが、完全な嘘である旨、次の記事に検証した。ここに改めて繰り返すが、Rancelot氏は依然として嘘吐きである。>http://d.hatena.ne.jp/mojimoji/20070628/p1 【2007/06/28】


 顛末を簡単に整理する。
 何人かが一個人の実名情報を含むキーワードを登録した件について、「悪意からの登録であろう」と僕は述べたが、それだけを述べたのではない。僕が述べたことの総体は、「僕は悪意からやったことだと推測するが、もし、そうではないならば、一体いかなる理由によるのか」というものだ。つまり、悪意以外のどんな理由があるのかを尋ねたのである。登録した連中が述べたことは、「悪いという理由はない」「本人が構わないと言った」の二点。ここでは述べたことより、述べられないことの方が重要である。自らの動機それ自体は、隠蔽したのである。「キーワード登録すると、本人が喜ぶと思った」とでも言うなら、(そのバカさ加減は残るにせよ)まだ分かる。ただ、自分達がそれをやろうと思った積極的理由が隠蔽され、それが禁止されていない、という消極的根拠だけが述べられるのである。

 Rancelot氏に見えていないのは、キーワードを登録した者たちは、解釈される存在である以前に、意思を持って行動する主体である、ということだ。推測されたり解釈されたりする対象というだけでなく、問いただされたりする存在である。いじめを始めとする陰湿な暴力は、自らが主体であるということを(黙示的に)否認する。だから、こうした暴力に対抗するとは、その行使者を、あくまでも主体として扱い、呼びかけることである。何かを言うならば、言う主体として聴く主体に向けて、話す。必要なことはこれだけである。そして、Rancelot氏に決定的に欠けているのは(Rancelot氏にだけ欠けているわけではないけれども)、この一点である。


 透明人間には、ペンキでもかけてやればいい。僕がやったのはそういうこと。
 ペンキをかけた後でさえ「コップが一人でに宙を飛んでいたのかもしれない」と大真面目に考えているのがRancelot氏、というわけだ。


※ ところで、まっつんて誰?id:Marco11さん>なんや分からんけど、関係ないらしい。【2007/06/26/23:30】