与党の幕引きを許すな・・・構造計算書偽造問題

強制捜査と国政調査権 - 保坂展人のどこどこ日記
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この問題について真相究明が急務であることは明白であり、かつ国会が国勢調査権行使を控えるべき理由はない。素朴に述べておきたいが、なんで警察の操作が始まったことが国政調査権不使用の理由になるのだろうか。まったく別ではないか。さらに重要なことは、捜査の手が入っているのは捜査対象とされた四物件に関してのみである。今回の大規模捜査は問題の全体を取り扱うことを予定したものではない。それ以外の物件については、捜査の過程で何か見つかれば問題の中に含めるかも、という程度でしかない。国会が証人喚問をやめたら、事実上放置されかねない。国会は独自に関係者の証人喚問をするべきだろう。断固として。

与党の主張に首肯しうる根拠は存在しない。その上で明らかなことは、彼らが「この問題について真相究明を最優先で考えてはいない」ことである。保坂氏に倣って言おう。なにが「改革を止めるな」だ。この件は引き伸ばして、年明けを挟んで世論が沈静化するのを目論んでいるという。こんなことを断固許してはならないので、ぜひとも年をまたいでの宣伝活動に力を入れるべきである。