モジモジ君のブログ。みたいな。

はてなダイアリーから引っ越してきました。

個人的な注目選挙区と候補者

選挙の行方に例年以上に関心を持っているわけだけども、http://d.hatena.ne.jp/kechack/20050825の詳細分析がスゴイ。一見の価値あり。


以下、個人的な注目選挙区と候補者について。

埼玉11区・小泉龍司(自民造反)

 先日、彼の竹中大臣に対する質疑から引用したが、結構鋭いと思う。*1福祉社会保障関係の政策への関心が未知数なのが気にはなるとはいえ、無所属で4年間、コツコツ地盤を固めて小選挙区での議席を奪取、それから自民党入りした苦労人。公認がもらえないとしても勝てる地力は十分あるでしょう。

広島6区・佐藤公治民主党

造反・亀井と無所属・堀江の影に隠れている感があるが、選挙のたびに亀井に敗れているとはいえ、得票差を縮めてきている。自由党系、二世議員というところは僕的にはかなりマイナスだが、広島6区では相対的にマシかも、というところで期待。

大阪10区辻元清美社民党

言わずとしれた社民党最後の砦。社民党の力のなさには愛想を尽かしたくなるが*2、それでも社民主義者としてはなんとか消えずに残って欲しいと思う。


以上は、どちらかといえば積極的な意味合いでの注目。

静岡7区 城内実(自民造反)、片山さつき(自民刺客)

城内はよく知られているように安倍の子飼い。先日の郵政民営化衆議院で可決された際は安倍に反して造反して報道でも大きくとりあげられたが、その造反劇が茶番だったという疑惑が寄せられている。正直僕もクサイと思っている。(野田聖子の一言 − 国民と政治家と利害代表についての雑感世に倦む日々
マスコミ的な話題性だけの片山さつきが当選するわけはないが(元より比例復活当選枠狙い)、造反議員全部に刺客を立てた都合上、身内だけえこひいきしてるわけではないというアリバイ作りのための、形ばかりに刺客ではないか、という疑いがぬぐえない。刺客の本気度に注目。

*1:もちろん、与党も野党もリフレ政策への理解のなさでは大差ないっちゃないんですが。

*2:福島党首は嫌いではないが、オムライス発言はさすがにずっこけた。あと、社民党の議会質問は筋が悪すぎるという印象。時間が短すぎるという同情すべき要素もあるが、一軍=議会にいられるうちが花。代打でもリリーフでも結果を出せなければ二軍落ち=議席全滅は当たり前のこと。もっと危機感をもって勉強してほしい。しかし、社民党がマクロ経済政策でリフレ策を掲げたら、ものすごい議席伸びるんじゃないかとか夢みたり(笑)