本当はbaseballカテゴリを作りたかった

　実はかつては野球観戦好きでした。けども、近年のあまりのつまらなさ、何よりそのつまらなさを必然的に引き起こす数々の制度改悪に嫌気がさし、見るのをやめていました。けれど、野球自体は見たかったんだよね。やっぱり面白いもの。
　だから、ライブドアが６月以来新規参入を希望し続け、プロ野球選手会の労使交渉を支え続けた功績は計り知れない。彼がいなければプロ野球は１１球団に縮小し、１リーグへの道を歩み、それ以外のヒドイ制度は今のまま温存され、間違いなくつまらなくなっていただろう。ファンや選手の主体性は大事だけど、彼らには事態を打開する力はない。結局はお金なんだから。堀江社長のおかげでプロ野球はギリギリのところで救われた。そんな彼が作るチームはきっと面白いだろうと期待もしてた。彼が参入するなら、もう一度野球ファンに戻ろうと思って見てた。
　しかし、新たに参入するのは、最後の最後まで傍観者だった楽天なんだそうな。楽天がせめて７月あたりにでも名乗り上げてたんなら話は別なんだ。けども、選手会やファンが資本の助けを一番必要としているときに名乗りをあげずに、オーナーに取り入って漁夫の利掠め取るなんぞ、商売人にしても意地汚すぎる。そんなチームを応援する気にはなれない。なので、当分野球は見ません。だから、この話題も「by-talk」カテゴリ扱い。
　予想されていた事態とはいえ*1、実際結果が出てみると結構ショックだ。あまり自覚してなかったけど、やっぱり野球見るのたのしみにしてた自分がいたような気がする。とても残念だ。
　

*1:堀江を嫌いなオーナーたちの会議で新規参入を決めるんだからね。