モジモジ君のブログ。みたいな。

はてなダイアリーから引っ越してきました。

何のために「屈しない」のか

 イラクにいる「テロリスト」も、アメリカ&日本という「テロリスト」に屈するべきではない、と考えて誘拐殺害事件など起こすのだろうね。私たちはその片棒を担いでいる。同じことをやっているのだと、私たちはちゃんと自覚しないといけない。

 アメリカは今もファルージャに猛攻撃を加えてる。今までの攻撃でも、今回も、たくさんの民間人を巻き添えにして。そうした攻撃で傷ついた人達が、亡くなった人達の知人や家族が、反政府勢力に合流していく状況が春先にはあった。今もきっとある。そうして強大化した反政府勢力のテロ攻撃でもまた、民間人がたくさん巻き添えになる。人々はアメリカに向けるのと同じ憎しみを、反政府勢力にも向けざるを得ない。

 こんな状況で、「テロに屈しない」などと言っている人達は、一体誰をみながらそんな勇ましいことを言っているのか。一つだけ確実に言えることは、アメリカ&日本と反政府勢力の間で、一番痛い目見ているのはイラクの普通の人々は見えてない、ってことだ。少なくとも、イラクの人々のために「テロに屈しない」のではない。その空虚さ加減に、どうして気づけないのか。